第12回世界移植者スポーツ大会(1999年)



●パート1●

9月5日午後五時(日本時間午前0時)からハンガリーの首都ブダペストにおいて第12回世界移植者スポーツ大会の開催式が行われた。
世界移植者スポーツ大会は、1978年にイギリスの移植医モーリス・スラパックの提唱により始まり現在2年に一度開かれています。
今大会は、臓器移植をされた方に感謝を捧げるとともに、臓器移植に対する一般の理解を広め、提供される方を増やすことを目的に開かれています。
今回の日本チームは、移植者20名、関係者21名の総計41人が参加し全体では、選手700名、家族など付添を含め合計1,000名が参加しました。 開会式は、市民公園の隣接道路を英雄広場でまで約1キロパレードし英雄広場で行われました。
観客約1,000人は各国の選手たちに温かい拍手を送っていました。
開会の挨拶の中で、会長のモーリス・スラパック氏は、前回1997年9月に開かれたオーストラリアのシドニーでは、その後臓器提供が30%増加したと語りました。 このように世界移植者スポーツ大会の開催は、臓器移植の推進に大きな力となることが証明されました。
次回、日本の神戸で2001年に開催された後は、日本でも移植医療が劇的に変わることを希望しています。
(写真:開会式で行進する日本チーム)



●パート2●

9月6日、ハンガリーのブダペストで行われています第12回世界移植者スポーツ大会において大会最初の金メダルを日本が女子卓球ダブルスのアダルト部において水谷典子さん(奈良県)・裁(サイ)みどりさん(沖縄県)ペアが獲得しました。
彼女らは、前回のシドニー大会でもペアーをくみ惜しくも銅メダルを終わりましたが、今回念願の金メダルを獲得することができました。
水谷さんは、カナダ、バンクーバー大会においても大畑益子さんと組んで銀メダルを獲得しており、この度の優勝で金銀銅の全てのメダルを獲得したことになりました。
この金メダルに加え、一番の激戦のクラス女子アダルトで夏目裕代(岐阜県)さんが前回チャンピオン韓国の李選手と熱戦を行い惜しくも敗れ銀メダルを獲得しました。
これは日本が参加して初めて肝臓移植者が獲得したメダルとなりました。
その他6日は、前回チャンピオンの藤本朋子(大阪府)さんが惜しくも準決勝で敗退し銅メダルを、また宮地昭夫さんが男子卓球スーパーベテランの準決勝でチャンピオンと対戦し、惜しくも破れ3位となり、日本男子として卓球種目で初めてのメダルを獲得しました。
(写真:卓球女子ダブルスで優勝した水谷・栽ペア)



●パート3●


日本チームは、女性陣の活躍がめざましく、8日の女子テニスシングルスアダルトで卓球に続き裁みどりさんが銅メダルを獲得し、翌9日には、同じく女子テニスダブルスで、 高橋道代さんと川端百代さんのペアが銅メダルを、水泳の女子50mフリースタイルで下河美智子さんが銅メダルを獲得しました。
この結果、今回の日本チームのメダル獲得数は、金1、銀1、銅5の合計7つとなり前回のメダル数6を上回りました。
第12回世界移植者スポーツ大会は、9月12日閉会式において大会旗がハンガリーから日本に手渡され、8日間にわたる日程を終了し幕を閉じました。
この日から、いよいよ2001年神戸大会へ向けてスタートしました。
(写真:WTGF旗が、ハンガリーの大会委員長より日本チームの木村さんへ手渡された)



●パート4●

●大会最初の金メダルを日本チームが獲得
9月6日、大会最初の金メダルを女子卓球ダブルス・アダルトにおいて水谷典子さん(奈良県)・裁(サイ)みどりさん(沖縄県)ペアが獲得しました。
彼女らは、前回のシドニー大会でもペアーをくみ惜しくも銅メダルを終わりましたが、今回念願の金メダルを獲得することができました。
水谷さんは、カナダ、バンクーバー大会においても大畑益子さんと組んで銀メダルを獲得しており、この度の優勝で金銀銅の全てのメダルを獲得したことになりました。
この金メダルに加え、一番の激戦のクラス女子アダルトで夏目裕代さん(岐阜県)が前回チャンピオン韓国の李選手と熱戦を行い惜しくも敗れ銀メダルを獲得しました。 これは日本の肝臓移植者が初めて獲得したメダルとなりました。
前回チャンピオンの藤本朋子さん(大阪府)が準決勝で敗退し銅メダルを、宮地昭夫さん(静岡県)が男子卓球スーパーベテランの準決勝で前回チャンピオンと対戦し、 惜しくも破れ3位となりましたが、日本男子として卓球種目で初めてメダルを獲得しました。

(写真:卓球の表彰、金メダル1、銀メダル1、銅メダルを獲得)


●日本チーム、女性陣が活躍
日本チームは、女性陣の活躍がめざましく、8日の女子テニスシングルスアダルトで卓球に続き裁みどりさんが銅メダルを獲得し、 翌9日には、同じく女子テニスダブルスで、高橋道代さん(東京都)と川端百代さん(神奈川県)のペアが銅メダルを、 水泳の女子50mフリースタイルで下河美智子さん(愛知県)が銅メダルを獲得しました。
この結果、今回の日本チームのメダル獲得数は、金1、銀1、銅5の合計7つとなり前回のメダル数6を上回りました。
第12回世界移植者スポーツ大会は、9月12日閉会式において大会旗がハンガリーから日本に手渡され、8日間にわたる日程を終了し幕を閉じました。
この日から、いよいよ2001年神戸大会へ向けてスタートしました。
(写真:WTGF旗を掲げる日本チーム)



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