臓器移植を考える 市民公開講座のお知らせ

　改正臓器移植法施行後、本年7月で6年目を迎えましたが、臓器提供総件数では依然として、改正法施行以前を下回っています。
　今まで、一般の方たちに臓器移植に関心を持って頂き、理解を深めてもらおうと市民公開講座を開催してきました。移植医療は、ドナーとその家族の尊い意思に基づいて実施される医療です。
　今回、ご講演頂く五十嵐利幸さんは、ある日突然、奥様が事故で救急病院に運ばれ、助からぬ命と判明した折、奥様の生前の臓器提供の意思表示を尊重し、意思を活かそうとご家族と何回も話合いを重ねて臓器を提供されました。

• １．開催の趣旨：
  　平素、臓器提供について家族で話し合い、互いの意思や希望を確認し合っておくこ　とは、残された家族にとって大切なメッセージとなります。今回、講師自らドナー　家族として体験された様々な葛藤や想いについて率直に話して頂き、参加された方　々と臓器提供と意思表示の大切さについて考える有意義な機会としたい。
• ２. 講　演：ドナー家族の想い『妻が、今も誰かの人生を支えている』
  　　講　師：五十嵐利幸さん(いがらし・としゆき)(福井新聞社 事業参与)
• ３．開催日時：平成28年11月20日(日)　14：00～15：40
  　①講　　　演：14：00～15：20
  　②質　問など：15：20～15：40
  ４．会　　場：神戸市勤労会館　2階多目的ホール
  　　所 在 地：神戸市中央区雲井通5丁目1-2、078-232-1881
  　　市営地下鉄・ＪＲ・阪急・阪神・ﾎﾟｰﾄﾗｲﾅｰ「三宮駅」から東へ徒歩5分
  ６．定　　員：90名
• ７．主 　催：兵庫県臓器移植推進協議会
  　　共　　催：兵庫腎疾患対策協会、兵庫県透析医会、NPO法人兵庫県腎友会
  　　　　　　　NPO法人日本移植者協議会、アステラス製薬(株)、(公財)神戸国際
  　　　　　　　医療交流財団、NPO法人はあとネット兵庫、兵庫腎移植の会、
  　　後　　援：兵庫県、神戸市、(公財)兵庫県健康財団、兵庫県教育委員会、
  　　　　　 　　神戸市教育委員会、(公社)日本臓器移植ネットワーク、
  　　　　　　　(公社)兵庫県看護協会、(公社)兵庫県柔道整復師会、
  　　　　　　　兵庫県難病団体連絡協議会